2021年05月25日 15:32

ウフルがスポーツ×IoT事業で開発したモバイルオーダーシステム「売り子ール」が、株式会社「信濃路」が運営する「南紀道の駅すさみ」に導入されることとなった。

「売り子ール」はスタジアム・アリーナでのスポーツ観戦中に、スマートフォンから好きな商品を注文し、座席までデリバリーをしてもらったり、店頭で商品を受取ることができるシステム。メニューにはビールをはじめとした飲み物だけでなく、食べ物やグッズをラインナップすることが可能。スタジアム・アリーナだけではなくビアガーデンやホテル、特急電車などのサービス提供にも応用できる。

今回、南紀道の駅すさみでは、隣接するホテル「フェアフィールド・バイ・マリオット・和歌山すさみ」の宿泊者を対象に、オンラインで道の駅で販売する特産品をはじめとした飲食物を注文できる「すさみ夜市」を提供する。注文された商品は、道の駅まで受け取りに行く形式と、ホテルのフロントで受け取れる形式の2パターンを用意する。

「売り子ール」は、アプリダウンロードや会員登録などがなく、最小限の操作で商品を注文・受取ができるため、今回のようなシーンにおいてもスポーツ観戦同様のメリットを提供できる。また、「売り子ール」導入により、コロナ禍において飲食店で考えられている、店頭への人の密集回避、注文、提供時の会話減少、現金のやり取り減少といった事象を、利便性を上げながら実現する。