2021年05月10日 16:16

みつばコミュニティとMobility Technologies(MoT)は、みつばコミュニティが業務委託を請け負う各種送迎バスや自社の営業車両など全台約960台へ、MoTが提供する「DRIVE CHART」の導入を決定した。「DRIVE CHART」のマイクロバス導入は初となる。
「DRIVE CHART」は、街を縦横無尽に走行するタクシーや営業車、走行距離の長いトラックなど、プロの現場で多く採用される交通事故削減支援サービス。ドライブレコーダーをベースとした専用車載器から得られる各種データから、交通事故に繋がる可能性の高い危険シーンを自動検知し、運転傾向を分析する、AIとIoTを掛け合わせた交通事故削減支援サービスとなっている。現在、契約車両は約2万台と、関東・中京・京阪神エリアを中心に全国に広がっている(2021年4月時点)。
従来、同社では、運転手の運転スキルや安全意識向上のための直接指導や、実際の運転や車内の様子を確認するには遠く離れた派遣先へ行かなければならないため、タイムリーな確認・教育が難しいという課題があった。
しかしこの度の「DRIVE CHART」導入により、PCやスマートフォンで運転手の運転行動のスコア化やリスク運転の動画確認が実現。遠隔であっても運転手の状況確認が、頻度高く行うことができるようになった。加えて、今後はドライバー自身でも日々の運転を振り返ることが可能になる。