2021年03月29日 17:45

カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、個人間同士でカーシェアするクルマの鍵をスマートフォンで開けることができるシステム「AnycaKEY(エニカキー)」の提供を開始した。スポーツカー、高級車など最大約300車種が、非対面でのシェアが可能になる。
「Anyca」は、通常対面でクルマのシェアをおこない、リピートして利用するとオーナーとドライバーの間でコミュニケーションが生まれ、新たなコミュニティが形成されるという楽しみ方がある。しかし、これまではカーシェアの際に対面でクルマを受け渡しする必要があり、時間が合わないといった理由がカーシェア普及の障壁になっていた。
そこで、今回の「AnycaKEY」を導入することで、クルマのオーナーはシェアや返却対応のために予定を空ける必要がなくなり、より多くのシェアをおこなうことが可能となる。また、クルマを利用するドライバーも「AnycaKEY」を導入しているオーナーのクルマであれば、これまで以上に予約がしやすくなる。さらに、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、非対面でのシェアをするニーズも高まってきており、非対面化を実現する「AnycaKEY」によって、より便利で安心してシェアをおこなうことも可能になった。
これまで個人間カーシェアの障壁になっていた、時間の制限を「AnycaKEY」の普及で解決し、誰でもマイカーの維持費軽減が手軽にできる世界を目指す。