2021年03月29日 17:26

SkyDriveは、3月27日に、2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、「空飛ぶクルマ」の実機と開発現場を視察するべく、井上信治国際博覧会担当大臣が訪問した。
当日は、2020年8月に世界初公開飛行を実現させた空飛ぶクルマの試作機「SD-03」に試乗後、開発拠点の一つである豊田テストフィールドの屋内飛行試験場、屋外飛行試験場、開発現場を視察。視察時には、井上大臣から「飛行試験場の確保や国産部品調達など、開発の難しさについて理解しました。国として必ず実現したい事なので、ぜひ協力したい。安全に十分に注意して頑張って欲しい」と、SkyDriveや「空飛ぶクルマ」の実用化への期待の言葉があった。
2018年12月、「空の移動革命に向けた官民協議会」においてロードマップがとりまとめられ、「空飛ぶクルマ」は、都市交通、観光、医療や災害対策など、幅広い分野での利活用が見込まれる新たな産業、サービスと期待されており、2023年度からの実用化の実現を目指し、取組みが行われている。大阪でも「空飛ぶクルマ」の実用化が期待されており、大阪を舞台に、空飛ぶクルマの社会実装に向けた動きを加速するために、2020年11月には、具体的かつ実践的な協議・活動の核となる「空の移動革命社会実装大阪ラウンドテーブル」が設立された。
SkyDriveは、引き続き、2025年の大阪・関西万博を見据え、まずは2023年度の大阪湾岸での事業開始を一つのマイルストーンとし、各ステークホルダーと連携しながら、期待に沿えるよう開発を推進していく。