2021年03月22日 17:52

welpは、企業の雇用維持を目的とした在籍出向支援サービス「Ainote(アイノテ)」のサービス提供を正式に開始した。これまで従業員の在籍出向は、主に複数の関係会社を持つ大企業に限られてきたが、本サービスを利用することで、企業間の垣根を越えた雇用シェア(人材の送出と受入)を、オンライン上での手続きのみで行うことが可能となる。
主に企業の人事担当者・経営者が操作するためのweb管理画面を提供し、企業間出向に必要となる人材・案件管理から、相手先企業検索、契約など煩雑な手続きを全てオンライン上で完結。出向における交渉・契約手続きを、企業の担当者同士で簡便に行うことができる仕組みを提供する。
Ainoteが提供する安心の仕組みも特徴。出向候補となる従業員の情報は、はじめからオープンになることはなく、相手先企業との商談前には秘密保持契約書を必ず締結する。システム内で秘密保持契約書を締結の上、商談・交渉に進む両社の合意が出来た段階で、順次交渉に必要な情報が開示される。
また、相手先企業の検索をはじめ両社間の交渉は人事部等の企業担当者間で行われる。最終的に両社が合意した出向条件に対して、従業員自身の同意をシステム上で得た上で出向協定を締結。企業間の出向契約が、円滑かつトラブルなく完結する仕組みを提供する。システム利用料は完全無料。出向契約の成立に応じた成果報酬の料金体系となっている。