
マイボイスコムは、5回目となる「モバイル決済」に関するインターネット調査を2月1日~5日に実施し、1万132件の回答を集めた。
同社は、インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社。今回の調査結果によると、直近1年間に、スマホ決済アプリ・サービスを利用した人は5割、過去調査と比べて増加傾向だ。若年層で比率が高く、10~40代では6割前後となっている。利用したアプリ・サービスは(複数回答)、「PayPay」が33.3%、「楽天ペイ」「d払い」が各1割強、「auPAY」「LINE Pay」が8~9%となった。
直近1年間にスマホ決済を利用した頻度は、「週2~3回」が利用者の23.5%、「週1回程度」が20.1%。週1回以上の利用者は6割、男性で比率が高くなっている。直近1年間の支払い回数のうち、スマホ決済を利用する割合は「1~2割」が利用者の35.9%でボリュームゾーン。6割以上は3割、男性や若年層で比率が高い。
直近1年間にスマホ決済を利用した人に、利用時の行動であてはまると思うものを選んでもらったところ(複数回答)、「ポイント還元率や特典・サービスがお得なスマホ決済を利用する」が37.2%、「スマホ決済が利用できる店では、ほぼスマホ決済で支払いをしている」が33.2%、「キャンペーンがあるときにスマホ決済を使うことが多い」が30.7%となっている。スマホ決済利用意向者に、スマホ決済を選ぶにあたって重視する点を聞いたところ(複数回答)、「支払いのスムーズさ・手順の簡単さ」「利用できる店舗・サービスの多さ」「ポイント還元率の高さ」が5~6割弱となった。