2021年03月11日 13:36

アスクルは、3月11日より事業所向け(BtoB)通販サービス「ASKUL」において、「防災機器レンタルサービス」を開始する。
近年、10年に1度といわれる豪雨や猛烈な台風、地震などの自然災害が多発している。2019年9月に発生した台風15号では、千葉県を中心に大規模な停電が発生し、連絡手段として普段の生活に欠かせなくなった携帯電話やスマートフォンを充電するために市役所などで大行列ができるなど、懐中電灯などの明かりだけでなく、電力確保の必要性が浮き彫りとなった。このようなことから同社では、アスクルカタログ2020春・夏号よりポータブル電源(蓄電池)の取り扱いを開始し、顧客から好評を得ている。一方で、災害時以外では使用しないことや価格が高くメンテナンスを必要とすることから、防災対策として備える必要性を感じながらも購入まで至らない顧客も多数いた。
今回開始する「防災機器レンタルサービス」は、月額料金の支払いのみで、初期費用を抑えながら「電気を備える」ことが可能。いつでもどこでも電力の確保を可能とするポータブル電源は、事業所向けの大容量タイプとテレワーク中の従業員にも対応可能な小容量タイプを用意。停電時などにスマートフォンの充電やパソコンなどの電気機器の電源として使用できる。この他にも、直接スマートフォンが充電できるソーラーパネルや、明かりの確保として欠かせないLEDランタン、情報収集・状況把握に必要なTV・ラジオに加え、蓄光剤付きで停電時でもすぐに見つけられる設置用BOXも取り揃えている。