2021年03月09日 17:04

愛媛県今治市のタオルメーカー、ハートウエルは、白樺の繊維を用いて製造した「ヴィヒタタオル」をリリースする。

2000年以上、生活に「サウナ」が根付き、自然と共生する国として知られるフィンランドでは、「ヴィヒタ」という白樺の若枝を束ねたものをサウナ室に持ち込み、湿度の高い熱で蒸された室内で森の香りを楽しむ習慣がある。その香りは、厳しい冬の季節に春の芽吹きに思いを巡らせ、白夜きたる初夏の訪れを祝う象徴とされており、ヴィヒタを通じて自然が醸し出す季節の違いを楽しむことができる。

そこでフィンランドの習慣をヒントに、ハートウエルは白樺の繊維で織り成す「ヴィヒタタオル」を開発した。ヴィヒタタオルの生地は65%のコットン糸と35%のレーヨン糸から組成されており、この内、天然素材をベースとするレーヨン糸が白樺の繊維からできている。コットン糸とレーヨン糸で染まり方に差があるため、2種類の糸の色彩が微妙に違っており、タオルは本物のヴィヒタのような色合いをかもし出している。

「ヴィヒタタオル」では、フェイスタオル、バスタオル、サウナハットの3種のアイテムを用意。フィンランド政府観光局監修のもと、フィンランド語で名付けられた全4色のカラー展開となっており、3月7日(日) サウナの日よりMakuakeにて購入予約を開始、既に目標金額を上回る購入支援が寄せられている。なおヴィヒタタオルの撮影およびアートディレクションは、写真家の池田晶紀さんが手掛けた。詳しくはこちら