2021年03月05日 16:14

CRUST JAPANは、廃棄予定だったパンから生まれた「CRUST PILSNER」を、3月4日より「Makuake」にて先行販売開始した。
2020年は甚大な被害を及ぼす気象災害が続出した。太平洋でラニーニャ現象が発生する一方、世界中で記録的な気温上昇が発生した。オーストラリアやカリフォルニアでの火事、またアメリカ湾で発生したハリケーンからも、人類が史上最大の危機に直面しており、その解決策を切実に必要としていることが分かる。シンガポールを拠点とする食品ロスをアップサイクルするフードテック企業CRUSTが呼びかけるのは、できるだけ早く「ゼロに近づける」取り組みだ。例えば自動車会社が電気自動車に、電力会社がクリーンエネルギーに、そして食品会社が代替タンパク質に取り組んでいるように、二酸化炭素排出量を減らすためにできる活動はたくさんある。
同社は、2030年までに世界の食品ロスを1%削減するというミッションを掲げている。2021年からここ日本でも、まだ食べられるにも関わらず廃棄される予定であったパンや米を再利用し、ピルスナースタイルの発泡酒を作ることから始めている。他にも、果物や野菜の皮などを使ったノンアルコール飲料の企画も現在進行中だ。
今回販売する「CRUST PILSNER」は、日本国内のフードロスパンを使用したサステイナブルなピルスナーで、豊かな香りと女性にも好まれる軽やかで香ばしい後味が特徴。日本アルプスの天然水を使用したこのピルスナーは美味しいだけではなく、飲む事でSDGsへの貢献にも繋がる。