2021年03月05日 15:54

アイペット損害保険は、犬・猫飼育者の1041名を対象に、ペットのための防災対策に関するアンケート調査を実施した。

東日本大震災から今年で10年が経過しようとしている中、2月13日、福島県沖を震源とし東日本大震災の余震とみられる強い地震が再び東北地方を襲い、改めて、防災に対する備えを見直す必要性を感じたという声も多く聞かれた。今年で4回目となる同調査では、昨今、地震や台風、豪雨などの自然災害に加え、新型コロナウイルスが猛威を振るう中、新しい避難のあり方などについての課題を新たに調査した他、風化させることなく防災への基本的な理解や意識を高め、ペットのための防災対策をさらに考えていく必要性を改めて認識する結果となった。

調査結果によると、ペットのための防災対策をしている飼い主は2割程度で、防災グッズ準備などが増加。備えているペット用防災グッズは、「フード(おやつ含む)・飲料水」が8割以上となった。現状の備えへの追加は、ライフラインや避難を意識した回答が上位を占める。「最寄りの避難場所がペットを連れて避難できるか知らない」が約8割で、避難場所のペットの受入れ体制の課題もある。

東日本大震災から今年で10年が経とうとしており、改めて、様々な選択肢に備え、日ごろから災害に対する備えを万全にしておくことの重要性が増している。同社では今後も、ペット保険の提供を通じ、「ペットと人とが共に健やかに暮らせる社会」を目指して、より一層の努力を続けていく。

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