2021年02月15日 07:34

伊藤忠エネクスホームライフ東北は、東洋計器と共同で、「独居高齢者向け見守りサービスの実証実験」を開始することを決定した。
昨今、国内では少子高齢化による超高齢化社会への突入と、核家族化による高齢者一人暮らし世帯の増加が問題として取り上げられており、とりわけ東北地域はその傾向がより顕著に現れている。直近では新型コロナウイルスの感染拡大により、帰省などの移動制限も多くなっており、離れて暮らすご家族とのコミュニケーションも多様に変化している。「どうか、すばらしい今日を。」をブランドステートメントに掲げる伊藤忠エネクスHL東北は、現在、未来における様々な社会問題を解決していく取り組みとして、LPWAによるビッグデータを応用した高齢者の見守りサービスの実証実験を決定した。
本実証実験は、LPWA通信端末とLPガススマートメーターをセットで利用者宅へ設置することで、LPガスの使用状況を逐次確認し、利用者が普段通りの生活を送っていることを離れて暮らす家族などにメールで知らせるサービス。伊藤忠エネクスHL東北では、2021年度内にLPWAによるLPガス集中監視システムの全面導入を予定しており、併せてスマートメーターへの交換を進めることで、LPガス使用状況に関するより詳細なデータ蓄積が可能になる。それらのデータを活用した新サービスの開発を目的に、本実証実験を実施する。