2021年02月12日 12:36

南三陸ワイナリーは、2月10日、南三陸産ぶどうを使用して初めて商品化したワイン「MINAMISANRIKU CHARDONNAY 2020」を発売する。
南三陸町の新たな産業として、南三陸産ぶどうを使用し、南三陸で醸造したワインを目指して、2017年4月に南三陸町地域おこし協力隊による任意団体として南三陸ワインプロジェクトがスタートし、南三陸町入谷地区にワイン用ぶどうが700本植樹された。今回、植樹をはじめ、畑施設の設置や草刈りなど、これまで1000人以上のボランティアの人々による協力によって育てられたぶどう「シャルドネ」を使用したワインを初めて商品化する。
「MINAMISANRIKU CHARDONNAY 2020」は2020年10月に収穫した南三陸産シャルドネを使用し、同年同月に南三陸町志津川地区に誕生したワイナリー施設にて初めて醸造された。減農薬で栽培し、粒選り後、旨味の高まる夜明け前に収穫した南三陸産シャルドネを、高低差を利用した液移動によりやさしく醸造した香り豊かで旨味の高い白ワインだ。青りんごやグレープフルーツの爽やかさと白い花や甘い蜜の豊かな香り、バランスの良い味わいを楽しめる。
価格は4950円(税込)。発売日は2月10日。販売場所は、南三陸ワイナリー直営ショップおよび公式オンラインストア限定。