2021年02月02日 16:49

凸版印刷は、SOSO H&C社と共に、世界最小・最軽量クラスの脳波デバイス「b-tone(ビートーン)」を開発した。
近年、企業における働き方改革や健康経営に対する気運の高まりを受け、従業員の生産性向上に関する取り組みが活発化している。また、教育領域においても、学ぶ手法・環境の多様化に伴い、生徒の学習をより効率化する手法の開発が求められている。凸版印刷では、これらの働き方・学び方の課題に対して、映像や香りなどの環境ソリューションと心拍や脳波などのセンシングによる効果測定を連携し、人の生産性や学習効率の向上に寄与するパフォーマンス向上ソリューションを提供している。
今回、同ソリューションのラインアップの一つとして、使用するシーンを選ばずに使用者の集中やリラックス状態を可視化し、パフォーマンスの向上を支援するイヤホン型脳波デバイス「b-tone」をSOSO H&C社(本社:韓国)と共同開発した。従来の脳波デバイスが、ヘルメット型やヘッドバンド型のような装着負荷の高いものが多い中で、「b-tone」はその超軽量・小型の形状で長時間の装着と計測を可能にする。また脳波のみならず心拍・加速度の計測機能を持ち、活動量や姿勢等の情報の取得も可能だ。
「b-tone」は2月1日~3月31日の期間限定で「b8ta Tokyo – Yurakucho」へ出展。さまざまな人に「b-tone」を体験してもらうことで2021年度の販売に向けたマーケティングを行うとともに、新たなビジネス用途での活用に向けた協業先を募ることを目的とする。