2021年02月01日 18:49

コクヨは、NTTドコモの協力のもと、現在リニューアル中のコクヨ新品川オフィス「(仮称)品川NX」のラボ施設にて第5世代移動通信システム(5G)設備を実装する。5Gを活用したソリューションの研究開発を通じて、ニューノーマル時代の新しい働き方の創出という課題に対し、企業横断型でチャレンジしていく。
第一弾として、ドコモ、ソニービジネスソリューション(SBSC)との共同研究を開始。コクヨは、新型コロナ感染拡大により顕著になってきたワークスタイルの変化に着目し、オフィス内で離れていてもつながっている体験を「近距離遠隔体験 ~ANYBODY ANYWHERE~」としてコンセプトに掲げ、プロトタイプの構築及び5G環境下での実証実験を行った。近距離遠隔体験にはセカンドディスプレイによる常時接続機能、5Gによる低遅延の環境構築が必須となり、3社の知見を組み合わせ、その実現をめざす。
オンラインによるコミュニケーションの増加に伴い、雑談やちょっとした会話の機会が減ってしまうという、新たな課題が見えてきました。このことは、特にチームで仕事を進めていく際に重要となる濃密なコミュニケーションをむずかしくさせる。この解決策として、チームメンバーがオンラインでも常につながっている状態、すなわち常時接続に着目した。よりストレスなく実施するため、セカンドディスプレイを設定し、作業領域を占領せず接続できる状態をめざした。