2021年02月01日 16:14

千は、保育施設の先生の業務負担を軽減するITサービスをとりまとめ、「園業務Techサービス カオスマップ 2021」を作成・公開した。
同社は、インターネット写真販売サービス「はいチーズ!」や保育業務支援システム「Hoisys」など保育と子育てに関わる人を応援し、保育DXを推進している。
近年、保育業界では人材不足、書類作成や支援範囲の拡大による業務過多が大きな課題となっている。こうした背景から、先生たちの業務負担を軽減するため様々なTechサービスがリリースされている。厚生労働省では「保育所等における業務効率化推進事業」を打ち出し、対象となる保育施設に対して補助金を交付するなど、保育ICTシステムの導入を推進していることも導入することを後押しているといえそうだ。
今回、同社は園の先生たちに数あるサービスの中から選定する際の参考にしてもらえればと思い、同マップを作成した。同マップでは、「事務業務支援」、「健康管理」、「成長記録」、「動画配信」、「保育サポート」など、多岐にわたる園業務のうち先生たちの負担を軽減できるTechサービスを分類してまとめた。同マップがきっかけとなり、Techサービス導入による保育業務の負担軽減や質の向上、子どもと向き合う時間の増加につながればと考えている。