2021年01月21日 17:39

大津市、日本ユニシス、及びきゅうべえは、MaaSアプリ「ことことなびサイクル」を活用した乗り捨て型レンタサイクルの実証実験を2月1日から開始する。

大津市は、持続可能なまちづくりの実現に向け、多様なモビリティを1つのネットワークとして結びつけるとともに、モビリティと地域の経済活動をつなぐMaaS(Mobility as a Service)の実装に向けて積極的に取り組んでいる。日本ユニシスグループは、スマートタウン事業において、交通課題解決と街中の活性化を通じた魅力的なまちづくりを地域と一体となって進めている。きゅうべえは、ラストワンマイルの移動手段としてシェアサイクル事業(kotobike)に積極的に取り組んでいる。

「ことことなびサイクル」は、大津市や日本ユニシス等が中心となり、これまで実証実験を実施してきたMaaSアプリ「ことことなび」をベースに、新たに開発したアプリ。同アプリは、シェアサイクルが1日乗り放題となるデジタルチケットの発売に加えて、観光案内や飲食店・観光施設などで利用できるクーポンなどを提供し、withコロナにおいても「安心・安全」な市内観光を提案することで観光客誘致と地域消費を促す。また、市民の人々にも、通勤や通学等生活の足として利用してもらうことで、公共交通の補完やラストワンマイルの解消を目指す。

今回の実証実験を通じて、withコロナを意識した屋外での移動による新しい観光モデルの造成や翌年度以降の本格運用に向けたビジネスモデルを検討していく。

期間は2月1日~3月31日。

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