2021年01月20日 18:53

フィリップスは、アメリカで唯一、医師の処方箋なしで購入が認められた初のAEDであるHS1シリーズの家庭向け「ハートスタートHS1 Home」を、2021年夏に日本市場へ導入予定だ。

「ハートスタートHS1 Home」は、持ち運びやすい重さで、家庭内でも設置しやすいコンパクトなサイズ。自動セルフテストや自動音声ガイダンス機能を兼ね備えており、緊急時に誰でも簡単に操作ができる使いやすさを追求している。心臓への負担を考え、低エネルギー(150J)で除細動に必要な電流を流す技術を搭載。小児にも対応しており、小児用のパッド(オプション)へ付け替えるだけで小児モードに自動で切り替わり、小児/成人モードの間違いを減らすことに貢献する。トレーニング用のパッド(オプション)に付け替えれば、AEDを訓練機(トレーナー)としても使用できる。

フィリップスのグローバル市場におけるAED累積販売台数は200万台を達成し、世界総販売台数No.1 のAEDメーカーとなる。また、地域全体が一つの「救急チーム」となって命を救う「Heart safe city(ハートセーフシティ)」構想のもと、医療が適切な形で家庭に入り込み、1秒でも早く蘇生が始められ、1人でも多くの命を救うべく在宅医療にも力を入れている。一般のご家庭に必要な機能を備えたHome AEDとして、今後、1家に1台の普及を目指す。

家庭向け「ハートスタートHS1 Home」は、2021年夏に日本市場へ導入予定。