2021年01月20日 18:34

進学塾・栄光ゼミナールは、2020年12月9日(水)~12月23日(水)に、小中高生の資格・検定取得に関する調査を実施し、小学1年生~高校3年生の子どもを持つ保護者753人の有効回答を得た。

まず、保護者に、子どもが現在取得している資格・検定があるかを聞いたところ、小学生保護者の54.1%、中高生保護者の85.2%が「ある」と回答した。種類については、小学生が最も多く取得している資格は「日本漢字能力検定(漢検)」、次いで「日本英語検定(英検、英検Jr.)」だった。中高生では、「日本英語検定(英検、英検Jr.)」が多く、資格・検定を取得している中高生のうち、実に85.2%が英検を取得していることが明らかとなった。

資格・検定を取得する目的については、小学生保護者の63.8%が「学習や習い事で身につけた知識やスキルの定着度合いを測るため」と回答。中高生保護者では、「入試に役立てるため」が最も多く、60.5%にのぼった。

子どもの資格・検定の取得について、新型コロナウイルスの「影響があった」と回答したのは、小学生保護者の21.7%、中高生保護者の36.2%。小学生では、「一度も受けられていない」「複数受験する予定が、回数が減ってしまった」「受験を取りやめた」がそれぞれ3割程度だったが、中高生では半数以上が「複数受験する予定が、回数が減ってしまった」と回答。また、その他では、「いつもより勉強時間を多く確保できた」という前向きな意見もあった。