2021年01月20日 17:28

4月、広島に開学する叡啓大学では、課題解決演習(PBL:Project Based Learning)をカリキュラムに導入。学生たちは企業等と連携して実社会のリアルな課題に挑む。この度、PBLに取り組む大学として「Hiroshima HodgePodge Project(ひろしまほっぢぽっぢプロジェクト)」を立ち上げ、パッチワークバッグ「Uni-HodgePodge(ユニ ほっぢぽっぢ)」を製作し、販売することが決定した。
今年度当初,本学の広報活動で使用するノベルティグッズについて、どのようなものを作るか検討していたところ、「社会貢献や課題解決を意識したものを製作できないだろうか」という議論になったという。
様々なアイディアが出た中で,「アパレル産業等の残布を活用したバッグ」が一例として挙がり県内企業に協力を求めたところ、学生服販売店「いとや」が、裾上げ作業で通常は廃棄処分される学生服の残布を無償提供。縫製は「広島県就労振興センター」の協力を得て「広島聴覚障害者福祉会アイラブ作業所」と「おりづる おりづる作業所」が行うことが決定した。
企業と非営利組織、大学の三者によるパートナーシップで、一つずつ個性あふれるバッグが作られている。様々な学校の制服残布をつなぎ合わせて製作するパッチワークバッグは、まさに本学が大切にしたいと考えている「多様性:diversity」を表現。本バッグは1月20日(水)から「ふれ愛プラザ」で販売予定。