2020年12月16日 12:15

エスビージャパンは、12月15日、国内外の観光事業をITテクノロジーの活用で盛り上げる「一般社団法人トラベルテック協会」を設立した。

トラベルテックとは、世界の観光や旅の分野において、最新のITテクノロジーを活用することで、旅行者(外国人観光客など)の手間をなくし、シームレスな対応を推進する事業や取り組みのことをいう。人、モノ、サービスがインターネットでつながることで、観光や旅をテーマとする人々のコミュニケーションを、誰もが簡単に実現することができる。また、コロナ収束後に訪れる、国内・海外の観光産業の爆発的拡大に向けた事業成長を図っていく上で、トラベルテックが大きく貢献すると考えている。

「トラベルテック協会」は、グローバルな観光需要の拡大と観光産業の活性化に向けて、関わる企業や個人が自由に活発な交流と活動ができる場をつくり、トラベルテックのさらなる後押しをおこなう。現在15社が加盟しており、国内だけでなくシンガポール、カンボジア、台湾のトラベルテックカンパニーが集結した。

同協会へ入会すると、「トラベルテック」に関するさまざまな勉強会やセミナーに参加でき、様々な事業共創の機会づくりを共におこなう。正会員としてトラベルテック領域の民間企業、スタートアップ・ベンチャー企業など、後援協力団体として自治体・行政・官公庁を募集。現在、同協会のメンバーも募集中で、問合せ後にエントリーシートによる申請から理事会による承認を経たのち、入会する流れとなる。

トラベルテック協会