2020年12月14日 13:33

沖縄SV(オキナワエスファウ)とネスレ日本は、「沖縄コーヒープロジェクト」の一環として、沖縄県立北部農林高等学校と連携してコーヒー豆を栽培する取り組みを2021年1月より開始する。
沖縄SVは、元サッカー日本代表の高原直泰さんが2015年12月に沖縄県を拠点に設立したスポーツクラブ。2016年より始動したチームは、今年九州リーグに所属し、最短で2年後のJリーグ入りを目指している。
沖縄SVとネスレは、2019年4月より、沖縄で初となる大規模な国産コーヒー豆の栽培を目指す「沖縄コーヒープロジェクト」を開始した。名護市の農地でコーヒーの苗木を移植して以降、同農地内での栽培本数を段階的に増やしており、2019年11月からは大宜味村でも農地を確保し、コーヒーの苗木を段階的に移植している。また大規模な国産コーヒーの栽培を目指すため、コーヒーの苗木の提供やコーヒー豆を栽培する上での技術支援を地元住民や農家の人々へ行っており、沖縄県内の関係者との連携を強めている。
2021年1月からは沖縄県立北部農林高等学校熱帯農業科の授業・実習の一環として、コーヒーの苗木を高校の農場に移植・育成する取り組みや、コーヒーの種子の発芽実験や生育調査を実施する予定。今後大規模な国産コーヒー豆の栽培を目指す「沖縄コーヒープロジェクト」を推進していく上で、地元住民や農家の人々との連携をさらに強めていくことは不可欠と考えており、将来、沖縄県の一次産業の担い手となる高校生の人々に、コーヒー栽培の技術や魅力を伝えていきたいと考えている。