2020年11月25日 13:27

日本航空(JAL)とルーフィは、12月1日より、国内主要7空港と全国の陸路をつなぐ、空陸一貫の新配送サービスの提供を共同で開始する。

新配送サービスは、ルーフィが運営するビジネス便に特化した配送のマッチングシステム「ハコブリッジ」の一機能「ハコJET」として提供。これまで航空貨物輸送を利用する場合、空輸の手配と空港間以外の陸輸を利用者にて別々に手配する必要があった。同サービスの導入により、JALが有する国内線ネットワークとルーフィの荷主をつなぐ空陸一貫物流を実現し、遠距離でも「時間を指定できる国内初の3温度帯の当日配送マッチングサービス」という新たな価値を両社にて創造、提供する。

「ハコJET」は、「ハコブリッジ」にて法人会員登録後、要望の輸送区間や要件を入力すると、空輸を活用した方が早く配送できる場合、あるいは価格優位性がある場合は航空便の選択などを行うことで、両社のシステム連携により概算の見積もりを事前にサイト上で取得できる。利用者は、陸輸のみ、もしくは空輸を組合せた空陸一貫双方の配送条件を確認の上、輸送モードを選択できる。この両社連携の空陸一貫配送サービスにより、輸送手配の手間を省くことだけではなく、冷凍や冷蔵も含めた商材を最速当日中に配送することを実現し、販路の拡大などによる地域活性化にも貢献していく。

また両社は将来的に相互送客を行い、空陸一貫配送サービス事業を拡大することを目的として業務提携を締結した。

サービス開始日は12月1日。

ハコブリッジ