2020年11月17日 18:35

はくばくは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所、山梨大学と共同し、社員236名を対象に腸内細菌を調査・追跡した腸内コホート研究を通じて、社員の健康意識をより高める活動へと繋げることができた。本研究は健康保険組合、企業、従業員の3者との協力からなるコラボヘルスを導入し、会社の健康経営の一環としても取り組んできた
2018年から始動し今年で3年目となる腸内コホート研究だが、大麦の摂取頻度が高い集団として精麦メーカーはくばく社員に焦点を当て、健康診断の結果や腸内細菌叢、食事や運動などの生活習慣や居住環境、疾患などの関連性により大麦の機能性を明らかにし、大麦の摂取と生活習慣および腸内細菌叢の改善による疾患の予防法や制御法の構築を目指している。8月~9月、実際に参加した社員の健康意識調査を実施。食事バランスや運動などの生活習慣を改善する意識が変化し、95%が次回も参加したいと回答した。より社員が食生活や食事を見直すきっかけにも繋がっている。
はくばく山梨本社の社員食堂では、昼食時に「麦ごはん」「雑穀ごはん」の2種類を提供している。社員食堂や今回の腸内コホート研究などの取り組みから得た知見を、社員の健康だけではなく、これからも人類を太古から支えてきた大切な「穀物」を通じて、日本中の人々が健康になり笑顔が増える社会を実現していく。