2020年11月13日 17:11

マイクロマガジン社は、地域批評シリーズ「これでいいのか千葉県東葛・葛南」「これでいいのか千葉県船橋市」、ことのは文庫「わが家は幽世の貸本屋さん―春風の想いと狐面の願い―」を、読売新聞千葉県版に掲載した。
千葉県は、エリアによって住む人の行動パターンや、地元への帰属意識が全然違う。そのなかでも特異なポジションにおかれているのが東葛・葛南エリアだという。これらのエリアはベッドタウンとして人気が高く、とくに葛南には「住みたい街ランキング」にたびたび名を連ねる街もある。一方の東葛でも、つくばエクスプレス開業効果で人気の街が出現した。
これらのエリアは千葉というより、もはや東京の一部と化し、実際に移り住んできた新住民のなかには、自分たちが千葉県民という意識が薄い人が多く、彼らはたびたび「千葉都民」と揶揄される。そうした羨望や嫉妬の眼差しを向けられる東葛・葛南エリアだが、その実態は噂されているほど素晴らしいものなのだろうか?「これでいいのか千葉県東葛・葛南」では、両地域の歴史、住民や街の特性や特徴、直面する問題などを多角的に分析・解説している。
また「これでいいのか千葉県船橋市」では、船橋市が人気を獲得した秘密と、そこに隠された不都合な真実を探りつつ、その実態と実力、課題を明らかに。「わが家は幽世の貸本屋さん―春風の想いと狐面の願い―」は、人とあやかし、世界の違う住人たちの心の交流を描く、ハートフルあやかしファンタジー、待望の第4巻となる。