2020年09月01日 12:20

ハイラブルは、ハーモニーのあるコミュニケーションパターンを研究する「おたまじゃくし研究所」を設立した。

企業や学校のさまざまなシーンで音声コミュニケーションが行われている。社会が複雑化する中で、効果的なコミュニケーションを通した意思決定や新事業のアイデア創出、価値観の異なる他者との協調の重要性が増している。同社は、コミュニケーションを豊かにするミッションを達成するため、話し合いを定量化し見える化する技術を活用して、のべ1万7000人以上の人々の対面やオンラインの話し合いを分析してきた。話し合いの見える化データを話し合いの当事者に提示することで自分の行動を俯瞰するメタ認知が促され、行動が変容することがわかってきている。一方で、話し合いの見える化をより広く提供するには、データのパターンを分析し、より解釈しやすい見える化の方法を発見する研究が必要だった。

そこで同社は、コミュニケーションを定量的に研究してその成果を世の中に伝える「おたまじゃくし研究所」を設立した。同研究所では、世界の人々がより互いの意見に耳を傾け、自分の意見を伝えられるハーモニーのあるコミュニケーションを実現するため、「コミュニケーションのパターンやその解釈の研究」、「研究成果の発表や研修プログラムの企画・運用」の活動を行う。研究員のもつファシリテーション、チームビルディング、データ分析の豊富な知見と、これまで同社に蓄積してきたデータを組み合わせることで、良いコミュニケーションのパターンを発見し、得られた知見を広く提供することでハーモニーのあるコミュニケーションの実現を目指す。

研究所ウェブサイト