2020年08月26日 18:42

neuet、シェアサイクルサービス「Charichari(チャリチャリ)」の浅草・上野を中心としたエリアでの展開を開始。サービス開始後も順次ポート開設を行いながら、地域の新型コロナウィルス感染症の拡大を防ぐ新たな移動手段として自転車活用を推進していく。サービス開始は9月16日を予定している。

「Charichari」は、2018年2月に福岡市でサービスを開始し、累計250万回以上、月間21万回以上利用されるまでに成長。4月からは福岡市との共同事業として新たに採択され、現在は約290箇所のポートと約1500台の自転車で展開している。7月15日より名古屋市でもサービスを開始し、それぞれの都市において、「まちの移動の新たな習慣」をつくっている。

コロナ収束後の観光・まち巡りの活性化に向けた活用はもちろんのこと、従来より多く発生している浅草や上野エリアにおける放置自転車問題の解決にも、シェアサイクルの活用が有効な手段と考えられている。また、台東区~墨田区にかけて広がる東京の下町エリアは上野、浅草、両国と、それぞれが近いように見えて、公共の移動手段を利用する上でやや距離のあるゾーンに分かれている。縦と横の移動をする交通網は整備されてきた歴史がある一方、ななめの移動には自転車が便利といえる距離感ともなっており、従来の移動をさらに広げる役割も担っている。

「Charichari」の浅草・上野を中心としたエリアでの展開は、9月16日開始予定。