2020年08月26日 18:23

世界ゆるスポーツ協会は、テイ・エス テックとコラボし、だれもが座ったままで楽しめる新しい競技「ボブイスレー」を開発した。ボブイスレーは、センサーの入ったイスの上で身体を動かすことで、画面の中のバーチャルプレイヤー「イスリート」が雪景色の中を進んでいく今までにないスポーツとなる。

スポーツをしたくてもできない人がいる。例えば、視覚に障害のある人たち。ブラインドサッカーやゴールボールといった競技はあるが、ハードで怪我をすることも少なくない。そこで、「座ったままできる・怪我の心配がない」スポーツを開発できないか、という想いで生まれたのが「ボブイスレー」だ。

クルマのシートを60年以上開発してきたテイ・エス テックが、「座るを、新しく。」をコンセプトに、シートをコントローラーとして楽しむコンセプトの「愛されるシート」という独自技術がある。その技術に、ゆるスポーツ流の「だれもが楽しめる」「アスリートに勝てるかもしれない」デザインを入れ込むことで完成した。本スポーツは、2019年5月に発表した「緩急走(かんきゅうそう)」に続く、座ったまま楽しめる「すわスポ」第二弾スポーツとして開発された。座ったままで楽しめるのはもちろん、室内だけでなく、車で移動中にも楽しめるかもしれない。そんな夢が膨らむ。

「ボブイスレー」は、9月26日開催予定の、自宅から参加できるスポーツイベント「オンラインゆるスポーツパーク」にて楽しめる。