2020年08月26日 15:16

兼松は、昨今の自然災害に対する防災意識の高まりを受け、全国で「防災電池」の販売を開始した。

2015年9月1日から都内各家庭へ配布された東京都発行の防災ガイドブック「東京防災」では、被災地での避難生活を経験した人が重宝したものとして、水のほか9アイテムの1つに「乾電池」があげられている。災害時には、特に重要な連絡・情報入手手段としてのスマートフォンを乾電池式充電器で充電することがあるが、満充電するには多くのアルカリ乾電池が必要となると言われている。

兼松は20年以上前より、アルカリ乾電池の製造装置やその部材の輸出を行っており、さらにその経験に基づいて製造された品質の高いアルカリ乾電池を販売している。「防災電池」は単三形アルカリ乾電池40本入りで、長期保管に適したプラスチック製容器を採用し、10年保存が可能な商品だ。備蓄用途以外に、日常でも安心して利用できる。全国の人々が購入できるよう、Amazonでの販売も開始している。

「防災電池」はローリングストック(日常備蓄)に適した使用頻度の多い単三形乾電池を採用した。ローリングストック(日常備蓄)とは、普段から少し多めに備蓄品を買い置きし、使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量を家に備蓄しておき、もしもの時に自分と家族を守る方法のこと。日常生活で消費しながら、消費期限や使用推奨期限を切らすことがなく、いざという時に備えることができる。

価格は1980円。

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