2020年08月26日 15:04

キユーピーとデリア食品は、両社が共同開発した惣菜業界初となる「機能性表示食品のポテトサラダ」を、「カラダ想いメニュー」シリーズとして9月中旬から首都圏で販売する(販売者はデリア食品)。
「カラダ想いメニュー ポテトサラダ」は、じゃがいも、きゅうり、にんじん、無塩せきハム、たまねぎを使用したなめらかなポテトサラダ。1日当たりのGABAの必要量(12.3mg)が1食分(75g)で摂取できる。機能性表示食品のポテトサラダを開発した背景には、機能性表示食品の市場が伸長していることが挙げられる。また、ポテトサラダは惣菜の中でも人気が高く、じゃがいもは他の野菜に比べてGABAの含有量が多いことも理由だ。
高血圧の人の割合を年代別に見てみると、50代から増加傾向にあることが分かる。ポテトサラダの購買層は50代以上が多いこと、血圧を気にしている人は機能性表示食品に興味を持っている(キユーピー調べ)ということから、GABAを配合し「血圧が高めの方に」と分かりやすく表示することで購入意向につながると考えた。
この商品は、新たな事業の創出に向けた社内公募制度「Kewpie Startup Program」で選出されたビジネスプランをもとに開発した。今後は、機能性表示食品の惣菜シリーズ「カラダ想いメニュー」として、ラインアップを強化していく予定だ。
価格はオープン。販売開始日は9月中旬。販売エリアは首都圏。