2020年08月24日 12:46

「プライドハウス東京」コンソーシアムは、プロジェクト「LGBTQコミュニティ・アーカイブ」を立ち上げた。

「プライドハウス東京」は、東京2020オリンピック・パラリンピックを契機として、LGBTQなどのセクシュアル・マイノリティに関する情報発信を行い、多様性に関する様々なイベントやコンテンツの提供を目指すプロジェクトとして、2018年9月に発足した。現在、LGBTQやソーシャル関連の活動を行う29のNPOや個人とともに、13の企業が協賛・参画し、19の駐日各国大使館が後援している。

プライドハウス東京「文化・歴史・アーカイブ」チームは、「コミュニティ・アーカイブ」という考え方に基づいて、同プロジェクトをスタートした。「国家の歴史」や「公的なアーカイブ」などといったマジョリティ主体のものから、無視され、誤解され、周縁化されてしまう可能性の高いマイノリティ・グループの歴史・文化を、自分たち自身の手で、言葉で、自分たちのコミュニティの物語として紡いでいくというアプローチに共感。アライも含めたLGBTQコミュニティにおいて、より多くの人々と協働しながら、日本のLGBTQの歴史・文化に関する持続可能なアーカイブづくりを目指して行く。

同プロジェクトの立ち上げにあわせて、アーカイブ初期収集体制整備の資金調達のために、そして、LGBTQコミュニティの人々との協働を目指す呼びかけのために、クラウドファンディングサイト「Readyfor」において、同プロジェクト向けのページを公開した。

実施期間は8月21日~11月18日。

プロジェクトページ