2020年08月20日 18:42

朝日エアポートサービスは、大阪国際空港(伊丹空港)南ターミナル(全日空側)に新規店舗「いっぴんさん。」を出店した。伊丹空港では約半世紀ぶりの大規模改装が4年にわたり続いており、南北の保安検査場を越え搭乗口に向かうエリアの通路両側に、ウォークスルー型の商業施設31店舗(飲食15店・物販16店)が8月5日グランドオープンした。

取り扱われている京都の老舗かばんメーカー「一澤信三郎帆布」のかばんには、関西を代表するイラストレーターの奈路道程さんがデザインを施し、人気雑誌「Meets Regional」などを手掛けた編集者の江弘毅さんが制作を監修。オリジナルの帆布かばんは全3種類。滑走路で待機する飛行機が描かれたものや、タラップ車が接続された飛行機をポケットに描いたかばんも。京都市内の一澤信三郎帆布本店では販売されておらず、伊丹空港内の当店でのみ購入できる。

また、阪急うめだ本店のみで営業している「Love&sense」は、「フェアトレード」を理念とするブランド。今回、「いっぴんさん。」で販売することになった、ブラジルの女性たちが缶のプルタブを編み込んで作ったバッグは、高級感があり、オフィスでもカジュアルシーンでも利用できそうなデザイン。

さらに伊丹空港の地元池田市にある菓子店「ルシュクルシュクル」は、老舗洋菓子会社エーデルワイスでグランシェフを務めた山田亨パティシエが立ち上げた店で、ヨーロッパの伝統を大切にしたお菓子を作っている。「いっぴんさん。」営業時間は当面、午前7時~午後8時。