
Eukaryaは、8月8日より、地理教育に特化した教員専用のオンライン学習サービス「Mapup(マップアップ)」を開始した。
2022年より実施される高校の新教育課程。地理歴史科に「地理総合」と「地理探求」が新設されることで、地理が新たに必修科目となる。「全国の地理歴史科の教員2万5000人が地理を教える」という大転換まであと1年半。しかし、地理教育を担わなければならない現場には、「教えないといけない『新しい地理』とは、一体どんなものなんだろうか」、「今までの自分の教え方は、そのまま使えるのか」など、漠然とした不安がある。必修化に伴い、一部では研修等が用意されているが、十分ではない。現場の教員自身が努力し、必修化に備えることが求められているのが実情だ。
新学習指導要領に対応する「Mapup」サービスは、人気予備校講師によるオリジナル学習動画。動画の長さは1本5分程度。随時更新される合計80本超の動画を、「Mapup」ユーザーはオンラインでいつでも視聴することができる。サービス提供開始時の動画ラインナップは、「アカデミアチャンネル」、「ワールドチャンネル」、「ドローンチャンネル」。同サービスが目指すのは、全国の地理教員がオンラインで学ぶ・つながる・教え合う相互学習を後押しする「地理教育の新しいインフラ」だ。地理教員による「オンライン相互学習」を実現するため、さまざまな仕掛けを用意し、これからの地理教育を支える「新しいインフラ」を目指す。
価格は、小学校・中学校・高等学校教員(教員志望者含む)月額1000円、その他(地理教育支援)月額5000円。