2020年08月19日 18:40

株式会社ネツミルは、AIサーマルカメラを活用した「兼任運用可能なAI顔認識検温ソリューション『ネツミル(TM)』」を開発。7月より発売を開始した。
ネツミルは、独自開発の専用アプリと世界最高水準のAI顔認識サーマルカメラで構成され、専任担当者が検温場所に常駐する必要がないので、来訪者と対面することなく発熱者を自動で検知する。その際、インターネットを介さずダイレクト通信方式で専用タブレットに発熱者の顔画像と体温の情報を瞬時に通知するので、自社スタッフの安全も確保。
また企業が検温を実施する場合、「誰がするのか」「本人の同意や承諾を得られているのか」など、ハラスメントに繋がるような業務事例も頻発しており、企業の姿勢が問われる社会課題として、今後十分に注意や配慮を必要とする分野になるとされている。その点、ネツミルはソーシャルディスタンスを保ちながら検温ニーズに応える新しいカタチで、新型コロナウィルスの感染拡大の抑制に貢献する。
ネツミルは検知時のアラートのカスタムを、設定画面で自由自在に変更可能。施設に合わせたアラート音・音声アナウンス・フラッシュ・待機メッセージ・画像表示のオンオフ設定を選ぶことができる。例えば、発熱者検知時にカメラ側は全く反応させずに、発熱者の画像を専用タブレット端末のみに送信することも可能。また、同時に20人まで一瞬たりとも立ち止まることなく測定でき、AI顔認識で額の温度を測定する。