2020年07月30日 11:37

ブランド総合研究所は、住民目線による地域の持続性評価、悩みや不満、および幸福度や定住意欲度に関する「第2回都道府県SDGs調査2020」を実施した。
同社は、「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で注目されている「地域ブランド調査」を毎年実施している地域とコンサルティングの専門企業。「都道府県SDGs調査」は、居住都道府県の持続性についての住民による評価と、必要だと考える活動(SDGsの17ゴール)のほか、住民が感じている「悩み」、「地域への不満」について全100項目と、幸福度や定住意欲度、満足度などからなる調査を都道府県の住民を各350人、計約1万6000人の回答を集めて実施、都道府県別に数値化したもの。日本の地域が直面している課題を明らかにし、それに取り組むことで住民の満足や幸福感を高め、地域の持続性を高めることを目的としている。
本調査では、「(あなたの居住する)都道府県は、他の都道府県と比べて、地域の持続性を高めるために社会や環境に配慮していると思いますか」という設問に対し、5段階で回答してもらった結果を、SDGs評価指数として算出した。都道府県別で最もSDGs評価指数が高かったのは鳥取県で、「とても配慮している」という回答が11.9%あり、全国平均(4.8%)の2倍以上。「やや配慮している(31.8%)とあわせ、住民の4割以上が、県の持続性への配慮を評価している。幸福度(6位)、満足度(5位)なども高い結果だった。