2020年07月30日 11:37

官民連携事業研究所は、オーディオストックと共同で、日本の特色ある「音」を世界に配信する「Sounds of JAPAN」プロジェクトを開始した。

「Sounds of JAPAN」では、全国の各地方自治体が持つ観光資源にまつわる環境音・自然音を地域発展・観光のための産業振興資源と位置づけ、デジタル音声コンテンツとして活用する。各地の特色ある音を録音するフィールドレコーディングを実施し、整音した上でApple Music等の音楽配信サービスを通じて全世界への配信及び、オーディオストックが運営するストックミュージックサービス「Audiostock」での販売を行う。

自然の音にはストレスを軽減するセロトニン分泌を促進する働きがあり、睡眠前やストレッチやヨガをする際に自然音を取り入れる人々が増えている。本プロジェクトで配信する音もそういったシーンで利用するなど、現代のストレス社会において人々を癒すコンテンツとして配信をする。オーディオストックが運営するストックミュージック「Audiostock」でも同時に販売を行い、単品での購入あるいは定額制プランに加入することで本プロジェクトの音を商用コンテンツでも利用することができる。動画の音響効果としての利用や、日本らしさの演出等、様々な場面で利用することが可能だ。

先行リリースとして、兵庫県三木市の竹中半兵衛ゆかりの地のサウンド、斑鳩町の法隆寺及び法輪寺のサウンド、岡山市の岡山城の自然音の配信を開始する。

「Sounds of Japan」Audiostock販売ページ