2020年07月27日 18:40

AOSデータは、故人が残したデジタル遺品に眠る生前の記録を復旧するサービスを開始した。
故人の思い出の写真や動画データ、アドレス帳やメールの履歴など、様々なデータは、デジタル遺品の中に残っている。しかし、デジタル機器にはパスワードロックがかかっていたり、古くなって起動しなくなってしまったりして、データが取り出せないケースが多く問題となっていた。デジタル遺品復旧サービスは、故人のデジタル遺品を復旧するサービスとなる。
かつては、日記や通帳、手紙や現像された写真など紙に残されていた故人の思い出は、デジタル機器があらゆる世代で使われるようになった現在では、パソコン、スマホの中に残されているデジタル写真、動画、SNSのアカウント、オンラインバンク、オンライン証券のアカウントなど資産となるものまでデジタルデータとして残されている。持ち主が亡くなると、故人が使っていたデジタル機器と共にこれらのデジタルデータも遺品として、遺族に残される。これらのデータがデジタル遺品となる。しかし、デジタル遺品は、そのままでは、取り出すことが困難な場合も多く、個人の大切な思い出や生前の記録を取り戻すためには、高度なデータ復旧技術が必要となる。
デジタル遺品復旧サービスは7月27日より提供開始している。