2020年07月27日 09:42

日宣印刷は、夏の定番ノベルティアイテムとして好評の「エコ紙うちわ」に、抗菌効果が期待できる抗菌ニスを使用した「エコ紙うちわ 抗菌プラス+(プラス)」を、7月から販売開始した。
同社は、2008年に、扇部分と持ち手がすべて紙でできたオリジナル商品「エコ紙うちわ」を開発。2009年より販売を開始し、夏のノベルティグッズとして累計2000万本以上を販売してきた。扇部分や持ち手といった主要部分にプラスチックを使用せず、古紙配合紙(古紙の配合率は約70%)を使用。廃棄の際はリサイクルとして処分できるため環境負荷軽減への貢献が期待できる製品となっている。プラスチックの骨組みを必要としないため、デザインに合わせた自由な型抜きが可能だ(対応サイズ目安は、扇部最大W227×H195mm~最小W146×H160mm)。
今回、新型コロナウィルス(COVID-19)の感染拡大に伴うユーザーの衛生意識の高まりを受け、抗菌効果が期待できる「抗菌ニス」を扇部分と持ち手部分に印刷した「エコ紙うちわ抗菌プラス+(プラス)」を開発。都インキ製の抗菌ニス「エコハートSにおわなインキ」を採用した。一般的に、ノベルティグッズとして用いられるうちわは、手渡しで配布されることが多く、不特定多数の手に触れることが想定されるが、抗菌加工を施すことにより、細菌の増殖を一定程度抑える効果が期待できる。