2020年05月12日 17:00

測量・測位ソリューションの開発・製造・販売を行うニコン・トリンブルは、5月12日(火)より、建築施工現場用Mixed Realityデバイス「Trimble XR10」の発売を開始する。
「Trimble XR10」は、Microsoft社のHoloLens 2に、厚生労働省が定める保護帽規格及び絶縁保護具規格に適合したヘルメット、並びに骨伝導ヘッドセットを組み合わせた施工現場用デバイスで、MR技術を多様な現場に提供できる革新的なソリューション。
主な特長は、最先端MR技術の活用の場を拡張し、施工BIMのストレスフリーな運用を支援できること。ヘッドトラッキング機能・ハンドトラッキング機能を新たに搭載し、画質・画角が向上したマイクロソフト社のHoloLens 2を使用しているため、直感的な3Dモデルの運用が可能。また、ヘルメットや骨伝導ヘッドセットを一体化したことにより、安全な管理環境で作業員が直接3D施工データを運用できるようになった。
別売のクラウドサービスTrimble Connect for AR/VRと併用することで、設計データを簡単に3Dモデル化することができ、図面の整合性確認や施工関係者間の合意形成を迅速化。Trimble XR10同士のコラボレーション機能により、早期に発見した現場での問題に対して、現場作業者へ手順の確認・指示がおこなえ、施工計画遅延の回避に貢献する。詳しくはこちら。