2020年05月08日 18:53

マーケティングリサーチ会社のアスマークは、一都三県・二府二県在住の20~60代の男女に「口コミに関するアンケート調査(東西比較)」を実施。普段商品を購入する際に、口コミを参考にしている人は多いが、年代別・東西間で口コミに対する意識に違いはあるのか。また、口コミのなかでも参考にするカテゴリに差はあるかという点で、実態を探った。

まず、口コミサイト利用状況に東西で大きな傾向の違いはないが、「サイトの口コミレビュー」では、関西より関東の方が利用率は高いことが分かった。「サイトの口コミレビュー」「まとめサイト」では、東西の男女で傾向の違いがみられ、ジャンル別の「口コミ」参考度を調べると、関東では「旅行」、関西では「医薬品」に関するネット上の「口コミ」がよく見られていた。

男性は関西の方が口コミを参考に買い物をする人が多い傾向にあり、女性は、旅行と医薬品で東西による差が大きかった。また、関東の方が関西の人よりも「口コミ」に対して疑念を持っている人が多い傾向にあり、特に女性でその傾向が顕著にみられた。さらに「口コミ」を参考にしない理由をたずねたところ、「信憑性が低い」という点が課題となっていることがうかがえる。

結論として、関西の男性は、比較的オンライン上の「口コミ」を参考して商品を購入する傾向にあり、関東の女性は投稿者がはっきりしない「口コミ」はあまり信用していないということが分かった。詳しくはこちら