2020年04月23日 07:58

辻商店が運営する、京都の懐紙専門店「辻徳」が、日本のマスク不足解消のために、懐紙を利用したマスクを提案する。「懐紙のマスク」の作り方がわかる特設ページを用意した。
「辻徳」は、京都・平安神宮の大鳥居近くに位置する懐紙専門店。新しい感覚を取り入れた懐紙を100種類以上生産・販売している。
世界中でマスク不足が叫ばれており、国際間でマスクの貿易摩擦でも起こりそうな気配すらある。日本も同様にマスク不足は深刻です。数ヶ月前から「マスクの増産体制に入る」との報道が数多くありますが、一向にマスク不足が解消するような実感はない。日本政府は、国家予算を投じて「布マスク」の配布を開始したが、不良品が大量に出て、行政側の意に反して甚だ国民の評判も厳しいものがある。
日本には伝統的に和紙を使って、飛沫を防ぐ方法がとられている。古来より神事などにおいて、和紙をマスクのように使って来た伝統がある。京都の懐紙専門店「辻徳」では、懐紙を利用したマスクの作り方を提案。身近にある材料で、10分ほどあれば、誰もが簡単に折り紙のような感覚で、懐紙のプリーツマスクが作れる。この方法を応用して、使い終わった市販のマスクを衛生的に作る方法も提案している。
詳しくは、懐紙のマスクの作り方の説明書と動画を「辻徳」のホームページにて提供している。