2020年04月14日 16:49

家計簿アプリ「おカネレコ」を提供するスマートアイデアは、同社サービスユーザーのお金の使い方に関する意識変化・実態を把握するため、2,422名に対して「家計に関する意識調査」を実施した。

まず、「コロナウィルス感染拡大に不安を感じているか」との問いには、全体では74%、各年代では60%以上のユーザーが「不安を感じる」と回答。中でも70代以上では85%のユーザーが「不安を感じる」と回答した。

コロナウイルスの影響により増えた出費について質問したところ、TOP3には、「食費」「日用品」「医療用品」が挙がった。年代別の棒グラフと子育て世帯の円グラフを見ると「食費」の回答率が高くなっており、休校によって昼食代分が食費に大きく影響していることが分かる。一方、減った出費としては「交際費」「交通費・旅費」、また「その他」の自由回答には外食費やレジャー代、趣味・習い事代等の回答が多い結果となった。

また、コロナウイルスの影響で収入に影響があった人は全体ではまだ少ないものの、職業別に見ると「自営業」では回答者の半数以上が「収入が減った」と回答。そのうち52%がお金の使い方を「見直そうと思う」「どちらかといえば見直そうと思う」と答えた。収入が減ったことと合わせて、テレワークや自宅での生活が増えたことにより、家計について考える時間が増えた人が多くなったと考えられる。