2020年04月03日 15:32

ネコリコは、一人暮らしの高齢者を対象とした法人向けみまもりサービス「独居ケアアシスタント」を提供開始した。
ネコリコは、家の心配ごとに寄り添うホームIoTサービス「ネコリコホームプラス」を個人向けに提供している。離れて暮らす家族のみまもりも活用方法の一つ。その中で、自治体や賃貸住宅の管理会社から「ネコリコホームプラス」を利用し、「公営住宅の孤立死を防ぎたい」、「高齢者の入居意向を叶えたい」という相談を受けるようになった。また、みまもられる高齢者からは、「緊急時にボタンは押せない」、「カメラで監視されるのはイヤ」、「周りに負担をかけたくない」という声も多く届いている。このような要望に応えつつ、「みまもられる人も みまもる人も 安心につながる」をコンセプトに開発したサービスが「独居ケアアシスタント」だ。
「独居ケアアシスタント」では、冷蔵庫に設置したセンサーがドアの開閉を検知。一定時間動きがない場合のみ異変を通知する。みまもる人、みまもられる人に負担をかけず、ちょうどいい距離感でみまもりできる。管理パネルも直観的でわかりやすく、次の行動をサポートするのに必要な情報を、まとめて見やすく表示するダッシュボードをはじめ、みまもる人(事業者)が利用しやすいメニュー構成になっている。京セラの「GPSマルチユニット」をネコリコ向けにカスタマイズした「みまもりセンサー」は、コンパクトなサイズにLTE通信機能と3つのセンサーを搭載。SIMカードも内蔵しているため、ネット回線のない環境でもすぐに使える。