2020年04月02日 16:36

居住支援事業等を手掛けるホームネットでは、ハローライトが開発したIoT電球「HelloLight(ハローライト)」を活用したサービスが、東京都日野市の単身高齢者等の見守りのモデル事業に採用されたことを明らかにした。
ハローライトは、LEDとSIMが一体化している世界初のIoT電球。通常の電球をハローライトに交換することで、電球1つで点灯状況の通信が可能となり、24時間の点灯と消灯をチェックし、その動きがない場合に限り翌日にメールにて通知を行う。
日野市居住支援協議会では、2018年6月から「あんしん住まいる日野」という民間賃貸住宅の入居に関して相談できる窓口を、日野市社会福祉協議会内に設置し、市民が民間賃貸住宅に安心して居住できる取り組みを進めている。今回、この相談窓口で入居成約に至った単身高齢者等の賃貸住宅に「HelloLight」を設置した。モデル事業の対象は10戸。
指定の時間内に「HelloLight」の点灯や消灯の形跡がない場合、日野市社会福祉協議会やホームネットに異常検知のメールが届く。異常検知のメールを受信した際に、入居者に確認をとり、連絡が取れない場合は親族やケアマネジャー等の福祉関係者が連携して安否確認を行う取り組みとなる。本モデル事業は、2020年5月18日まで実施される。一定の効果を確認でき次第、費用の補助制度の創設を検討する等、入居後の見守り支援策の普及を図る予定。詳しくはこちら。