2020年03月10日 16:11

Spectee(スペクティ)は、同社が提供するSNSリアルタイム危機管理情報サービス「Spectee」を大幅にアップデートした「Spectee Pro」を、3月10日から提供開始する。
「Spectee Pro」は、SNSに投稿された情報をAIが解析し、災害や危機管理情報を高い精度で自動収集する「Spectee」の機能拡張版。「Spectee Pro」は、自治体の災害対応、民間企業の危機管理やBCP対応により即した機能を強化、充実させている。対象となる事象は事故などの緊急情報から河川の氾濫、感染症関連など、100以上の項目に対応し、自治体や企業ごとのニーズによりマッチした危機管理情報を配信することが可能だ。また、空港や駅、高速道路、ビル、工場、商業施設といった対象と掛け合わせて情報を絞り込むこともできるほか、フリーワード検索や地図表示にも対応し、広範囲での災害発生時にも全体の被害状況を素早く把握できる。国内だけではなく世界もカバーし、まさに「今どこで何が起きているか」をよりきめ細かく収集・確認できるサービスとなっている。
「Spectee」はこれまで、全国の報道機関、都道府県や市区町村など35自治体、5つの官公庁、300社を超える民間企業で活用されている。今回「Spectee Pro」の提供により、よりきめ細やかな情報収集が可能となり、これまで以上に、鉄道、電力、ガス、通信、高速道路といった社会インフラ企業や複数の事業所や工場、店舗等を所有する企業、自治体の災害対策など、企業や公共機関の様々なリスクマネジメントに活用できる。