2020年03月06日 10:24

JR東日本スタートアップとサインポストの合弁会社で、無人AI決済店舗の開発を進める「TOUCH TO GO(タッチトゥゴー・TTG)」は、3月23日(月)にJR山手線の新駅「高輪ゲートウェイ駅」構内において、無人AI決済店舗の第1号店となる「TOUCH TO GO」を開業する。
TOUCH TO GOは、ウォークスルー型の完全キャッシュレス店舗で、カメラなどの情報から入店客と手に取った商品をリアルタイムに認識して、決済エリアに人が立つとタッチパネルに商品と購入金額を表示する。来店者は、商品を持ったら、出口でタッチパネルの表示内容を確認して支払いをするだけで買い物ができる。商品は手持ちのバックにいれてもOK。
商品スキャンが不要で、対面無人で商品の識別と決済が可能。来店者対応が必要な場合は、遠隔コールセンターにて一括対応する。さらに、既存設備に変更なしで導入することが可能。営業時間は6時~24時。取扱商品は、弁当、総菜、菓子、飲料等約600種類。交通系ICに対応しており、今後、クレジットカード・その他電子マネーなどにも順次対応予定。
TTGでは、無人AI決済システムを人材不足に悩む、小売り店や飲食店向けの省人化ソリューションとして提供。今後、数人程度の人件費相当で利用可能な月額サブスクリプションのサービスとして、このソリューションを展開していく計画となっている。