2020年02月14日 13:00

auアセットマネジメントは、運営管理を行う個人型確定拠出年金「auのiDeCo」の受付金融機関を拡大し、2月9日からauじぶん銀行を通じた提供を開始した。
「iDeCo」は、毎月決まった掛金を投資信託や定期預金などで積み立て、60歳以降に年金または一時金で受け取る私的年金制度。iDeCo最大のメリットは、「節税」。積立期間中の掛金全額が所得控除、運用期間中の運用収益が非課税になり、さらに受取時にも一定額まで非課税と3つのタイミングで税制優遇を受けることができる。
「auのiDeCo」は、auアセットマネジメントが確定拠出年金運営管理機関を務める個人型確定拠出年金。2018年10月から提供を開始しており、auじぶん銀行での取り扱いは大和証券、auカブコム証券(専用プラン「カブコムのiDeCo」として提供)に続く3社目となる。今後も受付金融機関を順次拡大しながら「auのiDeCo」を多くの顧客に対して展開していく予定だ。
auじぶん銀行は2008年にモバイルに特化した銀行として開業し、人工知能を活用した「AI外貨予測」や国内初となるネット完結型の住宅ローンなど、先進性の高いサービスの提供に取り組んできた。今回のauじぶん銀行を通じた「auのiDeCo」の提供を始め、auフィナンシャルグループ各社が連携を深めることでサービスの幅が広がり、より充実した金融体験の提供が可能となる。今後も、ワンストップで提供できる幅広いサービスを通じ、多くの顧客へ資産形成の機会の提供を目指していく。