2020年02月13日 18:51

ポプラ社は、イギリス発、世界18言語での刊行が予定されている絵本「旅でみる 世の中のしくみ大図解」を2月4日に刊行した。
本書は、チョコレートにジーンズ、手紙や電気など、子どもたちにとって身近な物・サービスが手元にとどくまでの流れを、「旅」にたとえて紹介する絵本。大人も実はよく知らない物事の「裏側」がユーモラスな絵で描かれ、子どもたちの想像力を喚起し、興味・関心の幅をより広い世界へと広げる内容となっている。
「ジーンズって、何から作られているんだっけ?」「ネットショッピング、どうしてワンクリックで商品が届くんだろう?」「トイレで流したうんちは、どこへ行くんだろう?」。知らなくても生活できるけれど、知るとちょっと世の中を見る目が変わる、世の中の「裏側」の流れを全20項目で紹介。一見難しそうに見える内容も、絵はフィンランド在住の画家、バルプリ・ケルトゥラによるユーモラスなタッチで、わかりやすく解説している。
2019年にイギリスで刊行されて以降、すでに多くの言語での翻訳が決定している。「旅」の流れが、迫力のある一枚絵で紹介されるので、絵を矢印の順にたどるだけで、社会見学のように楽しめる。食べ物や雑貨から、電気・ガソリンなど、今話題になっているエネルギー資源に関する「旅」まで、現代の子どもたちに身近なものが、バランスよく収録されている。
「旅でみる 世の中のしくみ大図解」は本体1980円(税別)。