2020年02月10日 11:05

京王設備サービスは、京王線5000系車両をイメージした自律走行式ロボット床面洗浄機を、京王線新宿駅構内で2月15日から本格稼働する。
今回稼働する「EGrobo(イージーロボ)」(メーカー:アマノ)は、清掃エリア内の走行経路や速度のほか、洗浄水量やパッド圧などを事前に登録すると自動で清掃できるロボット床面洗浄機。エリア内に歩行者や障害物があった場合はセンサー等で認識し、その場で停止後に回避ルートを再設定して清掃を続ける。また、安全性確保のため、複数のセンサーを搭載しており、自動走行中に周囲にいる人に向けて、音声案内やウィンカーなどで注意喚起する機能も搭載している。
デザインには、京王ライナーとしても親しまれている京王線5000系車両をモデルにし、自動走行時のメロディーには、京王ライナーの車内BGMやホーム進入時に流れるメロディーフォンを採用した。
京王線新宿駅構内への自律走行式ロボット床面洗浄機の導入により、少人数でも清掃作業回数を増やすことができ、美観の向上が図れ、利用者に快適な駅空間を提供できる。なお、自動走行は終電後から始発までで、日中は清掃員の操作により運用する。導入台数は1台。
清掃場所は、京王線新宿駅1・2・3番線ホーム、改札階コンコース(終電後から始発までに各箇所の床面洗浄を週1回程度実施する予定)。稼働日は2月15日。