2020年02月04日 18:58

世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、3月28日(土)20時30分~21時30分に開催する「EARTH HOUR(アースアワー)2020」特設サイトを、2月4日、公開した。
EARTH HOUR(アースアワー)とは、世界中の人びとが同じ日・同じ時刻に消灯することで、地球温暖化防止と環境保全の意志を示す、世界最大級の環境アクション。2007年にWWFオーストラリアで始まり、日本では、2010年からWWFジャパンが主体となり開催している。2018年には過去最多となる全世界で188の国と地域が参加した。毎年3月の最終土曜日の現地時間20時30分を迎えた地域から順次消灯を行い、日付変更線に近い南太平洋諸国から地球を1周する消灯リレーを行う。
このたび公開された特設サイトでは、アクセスすると、突如「明かりを消してご覧ください」と示される。スマートフォンの画面輝度を自動調整する環境光センサーの機能を活かし、周囲の灯りを消すことで、スマートフォンのセンサーが感知し、自然と画面が遷移。消灯をして周囲を暗闇にすることで、本来の地球の明るさ(自然環境に近い状態)になり、サウンドとともに野生動物が現れ、視覚と聴覚で自然を感じてもらいながら「地球とつながる」ことのできる体験を楽しめる仕組み。
このサイトで表示される野生動物は、トラ、ホッキョクグマ、ウミガメの3種類で、それぞれの野生動物が直面している現状の危機についても知ることができる。特設サイトはこちら。