2019年12月09日 14:48

ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営するさとふるは、寄付金の使途に応じて事業を立ち上げ寄付を募る「さとふるクラウドファンディング」にて、奈良県三郷町の廃線となったケーブルカーを移設展示するための寄付受け付けを、12月9日(月)より開始する。

奈良県三郷町の西端に位置する信貴山には、聖徳太子が建立したとされる朝護孫子寺があり、かつては門前に多くの旅館や土産物屋が並ぶ県内屈指の観光地として賑わい、ケーブルカーが活躍していた。1922年に運行を開始したケーブルカーだが、乗客の減少や道路整備の支障となったことなどから1983年に廃線となり、現在、使用されていた車両は三郷町立三郷北小学校で保管されている。

そこで、色あせてしまった車両を当時の色に塗装し、かつての駅舎があった場所へ移設展示することで、町の新たなランドマークとし、その歴史を後世に伝えるため、「さとふるクラウドファンディング」を通じて寄付を募集する。目標寄付額は2,000,000円。詳しくはこちら